海外留学助成

留学
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2024/2 アップデートしました!

海外研究留学時に大変助けになる助成先のリストです(気づいたら更新します)。年齢制限など応募要項は頻繁に変更されるため、必ず応募先で詳細を確認してください。留学先によってはフェローシップの取得が条件という場合もあるので、留学を検討している方は前もって情報収集をすることをお勧めします。

  1. 海外特別研究員(JSPS)
    おそらく国内で最も枠数と待遇の良い大型の海外留学フェローシップです。申請できるのであれば必ず応募しましょう。一方、文系理系問わず広い分野からの応募が可能なのでかなり競争は激しいです。科研費申請と同じでノウハウがあるようです。
  2. 上原記念生命科学財団 海外留学助成
    生命科学系の大型の民間助成です。所属長の推薦がいるため、そこをクリアできれば可能性はあります。応募条件も広めなのでぜひ応募しましょう。また、こちらは海外所属でも応募可能(注:海外留学2年未満)です。
  3. 公益財団法人国際医学研究振興財団 海外留学助成
    2019年設立?という事で、私の留学時にはなかった助成団体です。幅広く医学研究者を対象としており、600万円で2年間のフェローシップです。5名と枠は少ないですが、多くの方が挑戦できると思います。
  4. Human Frontier Science Program Postdoctoral Fellowships
    こちらも有名な海外留学フェローシップ。AMEDと関わりがあるようで、こちらで日本語の情報が得られます。また、Tipsもこちらで。生活費+研究費もつくので取れると素晴らしいですね。ただ、学位取得後3年未満ですので、私のように、学位を取ってちょっと働いたりしている人向きではありません。留学を検討されている方はすぐにチェックしてください!
  5. 内藤記念海外研究留学助成金
    こちらも所属長の推薦が必要です。2021年の要項では助成額が700万円と高額で、採択されれば余裕のある留学ができそうです。
  6. アステラス病態代謝研究会 海外留学補助金
    10名程度のフェローシップです。HPから女性研究者へのサポートに力を入れているようです。
  7. 第一三共生命科学研究振興財団 海外留学奨学研究助成
    5名程度のフェローシップなので厳しいですが、助成期間が最大2年と採択されると長期留学の方にはありがたいです。
  8. 日本生化学会 早石修記念海外留学助成
    日本生化学会員であることが条件ですが、それ以外の応募条件はかなりゆるく、助成額も高額なため学会員で留学を検討している場合は必ず挑戦したいです。また、海外からも応募可能なので留学中も応募し続けることができます。
  9. 先進医薬研究財団 海外留学助成
    研究分野の指定があり、精神医学、血液医学、循環器医学、各2名の採択になります。また、助成額も高額なため研究分野が該当する場合は応募しましょう。ありがたいことに私も留学時に採択していただきました。
  10. 武田科学振興財団 海外研究留学助成
    医師限定の留学助成です。海外大学院留学も可能なようです。最長4年間とかなりの好待遇なので医師免許をお持ちで留学を検討されている方はぜひ応募するべきだと思います。
  11. 金田博夫研究助成基金 海外留学(一財)サンスター財団
    留学先や研究分野も限定されますが、口腔に関わる研究をしている方は狙い目ではないかと思います。2年で10万ドル+渡航費を助成してもらえます。
  12. 山田科学振興財団 海外研究援助
    自然科学分野の研究での海外留学を援助します。短期留学者向け。申請の区分が3種類あります。

その他、留学先でのフェローシップもあるので、日本国内で採択されなくても留学先で応募できるフェローシップを探しましょう。大きな大学には学内限定や地域限定のフェローシップもあるようで、意外と狙い目です。何度も応募していると研究内容もブラッシュアップされてくるので、いつか採択されます。

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