矢野秀明先生(Northeastern University)の講演 at JSSB

JSSB

先日のJSSBセミナーにて、ボストンにあるNortheastern UniversityのDepartment Pharmacyでラボを運営されている、矢野秀明先生に講演をしていただきました。パーキンソン病の治療薬のターゲットとされるドーパミンD1受容体を標的とした薬物のスクリーニング方法とその評価についてお話して頂きました。また、残りの時間でジョブハント(2017年当時)や教員生活の話などをシェアしていただきました。

矢野先生はNIDAでポスドクをされていましたが私とギリギリ被らなくて、今回初めてお会いすることができました。同じ研究領域ですが、アプローチが全然違うので(先生は分子薬理、私は行動薬理?)普段あまり触れない研究手法や考え方を興味深く聞かせていただきました。

Pharmacy schoolはMedical schoolに比べて授業の数が多いので、とても忙しそうです。授業の準備や学生対応で忙殺されることも多いとか。授業もラボ(と家庭)を良い感じに走らせるのはPI自身のマネジメント能力の見せ所でしょう。大変なことも多そうですが、常に若くやる気のある学生がラボに入ってくるのは大学の良いところだなと思います。

先生は高校生の頃からアメリカなので、この国をよく知っていらっしゃるのですが、そんな先生がボストンやNYよりボルチモアの方がいいとおっしゃってたのが印象的でした。ボストンやNYは人が冷たいそうです。(ボルチモア民はラりってるだけでは?)私が旅行でボストンに行ったときはなんていい街だと思いましたが、まぁ隣の芝は青いですかね。


懇親会は近場のチャイニーズ(Peter Chang Baltimore)で。悪くないのですが、この焼きそば$19(2850円)なり。

コメント