明楽隆志先生(NHLBI/NIH)at JSSB

JSSB

書くことも色々とあったような気もしますが、ボーっとしている間に、7月も終わろうとしています。ここ最近、急激に日中の気温が上昇し、ボルチモアでも気温が39度近くになることもありました。今週は打って変わって最高気温が30度を下回る日もあり、相変わらず気候の変動が激しいことです。ただどんなに暑くても日本よりはマシなようですが。。。5年帰国していないので、こちらの天気に慣れてしまった今、日本の厳しい天気に耐えられるか自信がないです。

さて、先日、NIHのStadtman Tenure-Track Investigator(NIH版テニュアトッラクPI) である明楽隆志先生JSSBで講演していただきました。私はNIH金曜会の方で彼の話を聞いていたのですが、話の内容はNIHに多い臨床家よりもホプキンス周りの若手の基礎研究者向けだなと思い、セミナーをお願いしました。そもそも不勉強で先生の事は知らなかったのですが、先生と私の共通の知人が金曜会の先生のセミナーに参加するという事で、先生の存在を知りました。

明楽先生は、セミナー前にJHUのW先生やK先生のラボを訪問したかったそうですが、二人とも帰国していて、代わりに私のいるNIDAとNIAにちょっと寄ってくださいました。アメリカは夏休みが長いので、7月は休暇で帰国する人も多いようですね。多くの方が今回のセミナーに参加できなかったようなので、7月~8月にアメリカでこういうイベントをするには、あまりいいタイミングではなさそうです。

先生は、東大で学位を取ったのちにUPennでポスドクを4年半勤め、その後Job huntでNIHのテニュアトッラクポジションに着任されています。Jobのapplication を40出して、インタビュー15、オファー5だっだそうで、すごいとしか言いようがありません。研究内容は細胞生物学がご専門でDNAの複製のメカニズムについて研究されています。名前で検索するといたるところに記事があるので、割愛しますが、ラボを初めて3-4年でNature 出てますので、ラボ運営の手腕も素晴らしいのだと思います。

また、何よりユニークなのは、JAXAの宇宙飛行士選抜試験で最終選考まで残った(Top10candidates)ことがあるという事です。この経験を生かして今後、宇宙を絡めた研究を展開していきたいそうです。研究者としてSuccessful なキャリアな上に、難関選抜試験も掛け持ちし、マラソンランナー・・・。マルチなことをハイレベルにこなせてるか想像もつきませんが、とにかく優秀すぎますね!

・・・まぁ凡人にはあまり参考にはなりませんが、話を聞いているだけワクワクしました。懇親会はGuilford Breweryへ。以前はビールもフードも高いなという印象でしたが、周りも価格上げてきたので、普通かむしろ割安なのでは(500ml/$7とか)?写真は撮り忘れたので以前のもの。

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