半年以上ぶりの投稿です。今年1月に色々とあり、しばらくSNSの更新を控えていましたが、そろそろ再開しても良いかなと思い、少しずつ書いていこうと思います。休止中の出来事や、この研究室を選んだ理由などは、別の投稿でまとめる予定です。
近くの湖
この半年間、さまざまな変化がありましたが、つい先日からボストンにある Beth Israel Deaconess Medical Center / Harvard Medical School 神経内科 で Research Associate として勤務を始めました。研究テーマは、マウスを用いた睡眠・呼吸障害に関わる脳幹神経回路の解析です。加えて、ヒトサンプルの解析研究にも参加する予定です。これまで所属していた研究室とは文化や雰囲気もかなり異なるため、まずは環境に慣れることに注力したいと思っています。
ボストンに来てしばらく経ちましたが、市街も郊外も非常に過ごしやすい雰囲気です。以前住んでいたボルチモアは、街中も郊外もエリアによっては危険な空気を感じることがありましたが、ボストンではそういった感覚はほとんどありません。友人に「このあたりはちょっと危ない」と言われる場所でも、ボルチ民からすると全く危険に感じませんでした。安全が当たり前、ということなのでしょう。
Harvard Squarerらへん
もちろん良い点ばかりではなく、生活コストは高めです。家賃はボルチモアの1.5〜2倍、生活用品もやや高い印象です。とはいえ、ボストンは平均年収が約$98K(約1,470万円)と高水準なので、多くの人は問題なく暮らせるのだろうと思います。とはいえ、日本人の1馬力ポスドク、特に家族や就学児がいる場合は赤字必至かもしれません。一方、シェアルーム、自炊、車なし生活など工夫すれば、独身ポスドクや学生でも貯金は十分可能です。大学院生でも日本のサラリーマンより稼いでいるとかいないとか…。
私は現在、事情があってボストン郊外のArlingtonでプライベートルーム(日本でいう下宿のような形態)を半年契約しています。職場までの通勤は1時間15〜40分ほどかかり、これまで経験のなかった乗り継ぎ通勤をしています。期間限定と割り切れば乗り切れそうですが、来春までには職場近くに引っ越すことを検討しています。
新しい仕事に恵まれたことに感謝しつつ、頑張っていきたいと思います。
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