深江真登先生(第一三共/University of Maryland School of Pharmacy )at JSSB

JSSB

先日、第一三共からUMBに留学中の深江真登さんにトークしていただきました。深江さんは第一三共で医薬品の臨床試験に関わる仕事をしているという事ことで、フェーズなんちゃらとか、なんとなくでしか知らなかった医薬品の開発や臨床試験について、初心者向けにレクチャーしていただきました。私は完全にPreclinicalの部分の研究なので勉強になりました。

深江さんの専門はこれまでの知見や臨床試験で得られたデータからモデルを作り、解析し、そのデータをもとに各ステップで医薬品開発の成功の可能性やその用法容量などを検討しているとのことです。また、新たな手法を習得、研究するためにUMBに留学に来られたという事で、帰国後はその経験を今後の仕事に応用できればという事でした。

医薬業界はもちろんビジネスなので利益は重要ではあるものの、医療はもとより我々の生活の質の向上に直接的に関与する、社会的に価値ある業界であること。日本医薬業界は大手アメリカには劣るものの、十分に世界で戦っている業界であるという事を強調されていました。まったくの門外漢ですが、流石、日本大手製薬企業、話の中の動くお金の人員のスケールが大きく、圧倒されました。

年齢や出身地が近くJHU外の外様仲間として、ここ数年仲良くしていただきましたが、この度帰国されるという事で寂しくなります。またどこかでご一緒できたらと思います。

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