研究者コミュニティとの付き合い方

ブログ

1月にセミナーの振り返り投稿をしてから、気づけばもう4月半ばになっていました。
この間にもいろいろと動きはありましたが、最近は「思いついたことや印象に残った出来事は、その熱があるうちに書くべきだ」と感じるようになりました。あれこれこだわらず、まず文章にして投稿する。写真やレイアウトに凝り始めると時間がかかりますし、書くのが遅れるほど記憶も薄れてしまいます。最近はAIが推敲もしてくれますし、、、なおさら早く書く方が合理的だと思います。

2月 大寒波到来中のボルチモア、パターソン公園

ボストンに引っ越して8か月になりますが、3月に妻と合流し、本格的に生活が始まったという実感があります。また、ボストンの日本人研究者コミュニティ(BJRFやロングウッド朝会)の世話人にも加えていただき、微力ながら運営を手伝っています。

ボルチモアではJSSBの活動に参加しており、「そういうの好きだよね」と言われることもありますが、正直なところ面倒に感じることもあります。もともと生徒会や委員会のような活動とは無縁でしたが、広島大学の大学院時代に先輩に誘われて生化学若手の会に関わったのがきっかけで、中四国支部や本会の活動に参加させていただきました。この経験が、現在の研究者コミュニティとの関わり方の基盤になっていると思います。

もともと出不精で、必要性を感じないと人脈づくりや交流目的で集まりに参加し続けるのは苦手です。学会でも発表が終わるとすぐホテルに戻りがちで、懇親会や初対面の集まりに飛び込むエネルギーはあまりありません。ただ、研究者に限らず社会人にとってソーシャルが重要であることは明らかであり、コミュニティ運営への関与は、自分にとってモチベーションを維持するための現実的な手段だと感じています。

また、いわゆる「まじめな会」の運営には、責任感のある人や意欲的な人が多く、コミュニケーションで困ることは少なく、刺激を受けることも多いです。経験上、研究者コミュニティ程度の規模であれば、実際の負担はそこまで大きくなく、主な作業はメール対応や定期的なミーティング程度です。もちろん手を抜いてよいわけではありませんが、過度に時間を取られるものではありません。一方で、大学の委員会や学会の実務のようにエフォートが大きい役割については、引き受ける際に慎重になるべきだと思いますが。

ソーシャルが得意な人にとっては、ボストンは特に日本人も多く、コミュニティ活動や食事会、気の合う仲間との旅行などの機会も豊富にあります(と聞いています)。そうした場に積極的に参加すれば、公私ともに良い人間関係を築ける環境だと思います。日本でも海外でも色々な場所に出向いて人脈を広げることはとても重要です。

一方で、自分のように積極的に飛び込まない場合、何もしていないと職場と自宅を往復するだけの生活になりがちで、そのまま滞在期間が終わる可能性もあります。その意味で、研究者コミュニティへの関与は、ゆるく外部とつながり続けるための一つの現実的な方法です。いわば自分なりの処世術と言えるかもしれません。むしろ、コミュニケーションが得意でない人ほど、幹事のような役割は一つの選択肢になると思います。懇親会で話す相手がいなくても、「やることがある」という立場があるだけで心理的なハードルは下がります。

 病院の前の八重系の桜?

なお、最近あればいいなと思っているのは、ボストン在住日本人のバスケットボールコミュニティです。

コメント