現ラボで仕事を始めてから、もうすぐ1年になります。一応、施設として年度末評価のような仕組みがあり、職員全員が自己評価と上司からの評価を合わせてHRに提出することになっています。NIHのポスドク時代にも似たようなものがありましたし、大学で助教をしていた頃は、研究、教育、その他といったカテゴリごとに自己評価をつけていました。評定によって給与が多少上乗せされるような仕組みもあったと思います。
夏のチャールズ川西側
今回はオンラインで入力して終わりだと思っていたのですが、PIとの個別ミーティングがスケジュールされました。何か言われるのか、むしろ自分をアピールする時間なのかと、少しいぶかしみながら当日を迎えました。
ミーティング当日の朝、ふとNIH RePORTERを見ていたところ、PIの名前でR01がfundedになっていることに気づきました。更新されてからすでに3週間ほど経っているようでしたが、それまでのラボミーティングでは一度もその話が出ていません。何か理由があってまだ公表していないのかな、と少し気になりました。
そこでミーティングの冒頭で、「R01、採択されたみたいですね」くらいの感じで話を振ったところ、「え、採択されたの?」という反応。そこから検索を始め、何度も採択状況を確認し、徐々にPIのテンションが上がっていきました。そのまま各方面にメールを送り始め、さらに追い打ちをかけるようにアドミンから正式な採択通知も到着。かなりタイムリーな一連の流れでした。
こんな感じ?
採択情報が公開されてから本人への正式通知までこんなに時間がかかるのか、と少し驚きましたが、そこはさすがアメリカという感じでしょうか。
そして本題の私の年度末評価ですが、当然ながらPIはかなりハッピーな状態です。しかも、ラボにR01があるのとないのとでは、今後の話が大きく変わります。そのため、ミーティングは終始かなりポジティブな雰囲気でした。上司評価自体は事前に入力していたようで、私もまだ1年目ということもあり、特にネガティブな指摘はありませんでした。今後さらに頑張っていこう、という感じで終了しました。
私は次年度の目標の一つとして「学会に参加したい」と書いていたのですが、そこから「外に出しても問題ないデータがあればSfNに行こうか」という話にもなりました。R01がなかったら、この話も出ていなかったかもしれません。来年のSfNはシカゴ。久しぶりに参加できるといいなと。
ミーティング終了後、PIはラボメンバーにも喜びを共有するために「みんなでアイスを食べに行こう!」と言い出しました。私は「おめでとう」をしこたま言ったところで、華麗に離脱。もともと私以外は全員女性のラボですが、今はインターンの女子学生も増えています。そこに一人だけおじさんが混ざってアイスを食べに行くのは、さすがに少しきついっす(笑)。
アメリカ生活を通じて、同調圧力に屈しない図太さを身につけたのかもしれません。あるいは、単に歳を取っただけかもしれません?
